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2017年に12組の記念切手を発行
2017年は香港返還20周年にあたる。これを記念し香港郵政は17年にさまざまなテーマの記念切手を発行すると発表した。9月14日付プレスリリースと15日付香港各紙によると、12組の記念切手のうち「活化香港歴史建築2」と「児童郵票―人体五感官」の2種は「AR」技術を初めて用いたという斬新な切手だ。前者はアプリをインストールしたスマホのカメラレンズを通して切手に焦点を当てると、再開発される6つの歴史建築の特色が3Dで浮かび上がる。一方、後者は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚をテーマにした切手で、指で切手をなぞれば音が出る。切手の裏につけられたのりは食用でき、アイスクリームの味がする。さらに「AR」技術で音や動画が現れるという。そのほか、来年は干支である酉(とり)の絵柄の切手、チャイナドレスをかたどった切手、歴史学、芸術史学、古典文学など中国文化の権威である饒宗頤教授による書画が印刷されている切手など芸術性の高い記念切手も多く発行予定だ。記念切手と関連グッズの予約は9月14日から始まっている。なお、切手のサンプルは香港域内の郵便局で順次展示されることになっている。詳細は香港郵政の公式サイト(www.hongkongpost.hk)で案内している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=11310