香港大学学生会の馮敬恩・前会長が７月２０日、１月末に学生らが校務委員会会議の会議場を包囲した事件への関与で逮捕された。２１日付香港各紙によると、馮氏の容疑は刑事脅迫、刑事毀損、強行進入企図の３件。警察はメディアの問い合わせに対し「市民は法を守り平和かつ理性的に意見を表明すべきで、いかなる背景を持つ者に対しても公共の安全に危害を加えれば果断に執法する」とコメントした。包囲行動を主に画策した香港大学授業ボイコット委員会のメンバーはまだ誰も逮捕されていない。校務委員会会議では出席していた馮氏が会議室のドアを開けたため学生らが乱入し大きな騒動に発展し、ピーター・ウィリアム・マセソン学長も「生命の危機を感じた」と述べていた。馮氏は主流民主派に批判的で、昨年６月４日に香港大学で天安門事件追悼活動を行い、ビクトリア公園の集会の分裂を図った。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13844