最新号の内容 -201607014 No:3984 |
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本土の人気ペット、コンゴーインコ密輸摘発
香港海関(税関)と水上警察は東涌で7月11日、生きた鳥と毛皮の密輸を摘発した。13日付『星島日報』によると、当局は最近、ランタオ島の海辺で密輸が横行しているとの情報をキャッチ。連日監視を強化していたところ、11日晩に中国本土方面から深水角ピアにやって来たスピードボートが、岸辺に停車していたトラックの荷物を積み込むのを発見した。当局が容疑者を確保しようとしたが、ボートに乗っていた4人の男たちは積み荷をあきらめボートで中国海域へ逃走。中身を調べると、毛皮の材料14束と、生きたコンゴーインコ46羽、生きたシキチョウ24羽が入っていた。合わせると、市価200万ドルに相当する。香港のペットショップ関係者の話では、近年、本土では裕福層の間でコンゴーインコなどの大きめの鳥類をペットにすることが流行し、1羽3~4万ドルで売られていることから密輸で利益が得られるという。鳥たちは漁農自然護理署に保護された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14807