２０１７年は中国銀行香港支店の創立１００周年にあたる。これにちなみ中銀香港が記念紙幣を発行することがわかった。６月８日付香港各紙によると、中国銀行が海外発展の第一歩として香港支店を成立したのは１９１７年９月２４日。当初は行員が８人だけだったという。中銀香港は来年、記念紙幣発行のほか、エレクトリカルショーや書画展などさまざまなイベントを行い、香港特区成立２０周年と合わせて祝賀する予定という。紙幣の額面や販売価格は未定だが、発売は１７年９月ごろで発行枚数は２００万枚以上になると伝えられている。中銀香港が１０年内に記念紙幣を発行するのは０８年の北京五輪、１２年の中国銀行本店設立１００周年記念に続きこれが３回目。スタンダード・チャータード銀行が０９年に、香港上海銀行（ＨＳＢＣ）が１５年にそれぞれ設立１５０周年の記念紙幣を発行したが、今後１０年は銀行による記念紙幣発行はないものとみられることから、来年の中国銀行香港支店創立１００周年記念紙幣には人気が集まることが予想される。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=3307