北京で行われていた第８回米中戦略・経済対話が６月７日に閉幕し、中国政府は米国に人民元適格海外機関投資家（ＲＱＦＩＩ）の投資枠を与えることに同意した。米国に対する開放は初めて。８日付香港各紙によると、米国に与えられたＲＱＦＩＩの投資枠は２５００億元で、香港の２７００億元に次いで２番目の規模。ＲＱＦＩＩの投資枠が認められたのはこれで１６カ国・地域となり、投資可能金額は１兆２１００億元。国家外為管理局が５月末までに認可した累積投資額は５０１７億６８００億元に達した。米中はそれぞれ１行ずつ人民元決済行を選定し、米国での人民元取引・決済に関する協力を強化するという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14672