旬を迎えるライチの価格が例年に比べ３０％高くなっている。６月６日付『りんご日報』によると、昨年１０月に襲来した台風と今年１月の寒波の影響で中国広東省のライチの樹木がダメージを受けたため、収穫量は昨年の６割程度にとどまる見込み。収穫時期も昨年より１０～１５日遅くなるという。広東省茂名市産の品種「妃子笑」と「白糖●」は、１９９９年来で最も高値となっていおり、１キロあたり７１人民元が相場だそうだ。同じ「妃子笑」でも、現在市場に出回っている海南省産の場合は１キロあたり３３元で茂名市産に比べ割安だが、甘さは広東省や香港産に及ばないという。農家によると、「妃子笑」など、今年はシーズン初めに出回る品種のほうが市場供給量が多く、シーズン終盤に出回る品種になるほど供給量は少なくなるため、ライチ好きなら早めに堪能するよう勧めている。【●＝嬰の女が缶】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13794