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刑務所内でギャンブル、投票用紙はお手製
刑務所内でギャンブルが横行していることが分かった。6月2日付香港各紙によると、懲教署が今年1~4月に各刑務所と連携し、昼夜3000回にわたって行った特別捜査で、31枚のサッカーくじ投票用紙と麻雀パイやトランプなどのとばく道具12点が見つかり、64人の服役囚がギャンブルにかかわったことが判明した。香港の刑務所内では新聞や雑誌に載っているサッカーくじのオッズなどの情報は閲覧できないよう削除しているが、多くの囚人がラジオや友人らの手紙で情報を入手。ブックメーカーが投票を記録し、囚人たちはかけ金の代わりに作業報奨金で購入したタバコやお菓子をかけていた。成人ならば喫煙用のマッチが1週間に1回配給されるため、数人たちはそのマッチの空き箱を利用して投票用紙や麻雀パイ、トランプなどを自ら製作し、さまざまなギャンブルに興じていたようだ。お手製のとばく道具はボディパウダーの缶や囚人服に隠し持っていたという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=9262