アジア１８カ国・地域でプレーしてきたプロサッカー選手の伊藤壇が５月２日、エイベックス・スポーツ（株）と契約したことを発表した。今後の活動にかかわる営業・窓口業務に関して業務委託契約を結んだという。すでに同社公式サイトには伊藤の経歴と写真が掲載されている。「チャレンジ精神を忘れずに頑張りたい」と意気込みを語る伊藤は現在、スリランカ滞在中。１９カ国・地域でのプレー達成を目指し、５月４日に行われる試合に出場予定だ。伊藤はＪリーグのベガルタ仙台を経て、２００１年からアジア各国を転戦。０３年には香港リーグ（現香港プレミアリーグ）の「傑志」に加入し、０４年のカールスバーグ杯に香港リーグ選抜の一員として出場するなど活躍した。「香港リーグのキムタク」と呼ばれるなどピッチ内外で人気を博し、コマーシャルやファッション誌にも登場。香港のヤング層の日本旅行ブームもけん引した。０９年にはマカオリーグでプレーし、所属チーム「名門世家加義」のマカオＦＡカップ優勝に貢献している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13908