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熊本地震、訪日外国人旅行者に関する調査
株式会社サーベイリサーチセンター(本社:東京都)は「熊本地震における訪日外国人旅行者の避難行動に関する調査」を実施した。調査地点は福岡空港国際線ターミナル出発ロビー、対象は4月14~22日の間いずれかに九州地方に滞在した外国人旅行者、有効回答は115サンプル。地震発生時に困ったことは「外国人向けの地震避難マニュアルが無く行動が理解できなかった」が36.5%と最も多く、外国人向け避難マニュアル整備の必要性を示唆。役立った情報源は「母国のWEBサイト」(40.9%)が主な情報源となっており、各国のメディアに情報発信することで日本滞在中の外国人旅行者に情報が届くことがうかがえる。震災害発生時の要望は「母国語のマニュアルを配布してほしい」(62.6%)が最も多かった。自由回答では「スーパーには商品がない。食べ物も少ない。すごく怖いから予定より早く帰国することにした」(中国/男性/50代)、「ホテルに日本語の地震のお知らせがあるけど、日本語が分からないから、どうすればいいかわからなかった」(香港/女性/40代)、「買った電車チケットが使えなくなった。他のチケットに変えるため窓口に行ったら、スタッフに対応してもらえなかった」(台湾/女性/50代)などが寄せられた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14446