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『香港城邦論』の陳雲氏、教職契約打ち切り
『香港城邦論』の著者で独立派からは「国師」と呼ばれている嶺南大学中文系の陳雲(本名:陳雲根)助理教授が8月で大学を辞めることが分かった。4月15日付香港各紙によると、陳氏は14日にフェースブックで、嶺南大学から正式な通知を受け取り、8月の契約満了後は更新されず7年の教職生涯を終えることを明らかにした。陳氏は「2014年に旺角での占拠行動を支援したことに対する政府の報復」として政治弾圧と訴えているが、訴訟は起こさないと述べた。占拠行動の後、嶺南大学の鄭国漢・校長は「陳氏が学生の抗争参加を奨励した」と抗議する手紙を受け取ったほか、昨年3月に陳氏がフェースブックに女性を侮辱する発言を載せたことでも校長が抗議を受け、陳氏は警告を受けていたという。陳氏は過激派の熱血公民、普羅政治学苑、香港復興会による連合から立法会議員選挙に出馬する予定で、出版社名義の口座で献金を集めている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14345