最新号の内容 -201600324 No:3913 |
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報道の自由指数、2年連続の低下
香港記者協会は3月22日、2015年の「報道の自由指数」を発表した。23日付香港各紙によると、今年3年目となったこの調査は香港大学民意研究計画に委託し、1月に市民1021人、1~2月に報道機関職員446人を対象に行われた。15年の報道について各項目で100ポイントを満点として評価したものだ。市民の「報道の自由」に関する評価は47.4ポイントで、前年の調査に比べ1.4ポイント低下。報道機関職員による評価は前年の調査に比べ0.7ポイント低下の38.2ポイントだった。報道の自由指数は2年連続の低下となり、市民の評価の下落幅が報道機関職員より大きかったのは初めて。「香港メディアの自主規制」については、市民の評価は同0.7ポイント低下の4.2ポイントだった。一方、報道機関職員の85%が前年よりも報道の自由が縮小したと回答し、自由が改善したと答えたのは1%だけだった。前年よりも報道の自由が縮小したと回答した市民は54%、改善したと答えたのは10%以下だった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=12263