バックナンバー
|
|
野菜127種のうち67種から残留農薬
消費者委員会は先ごろ、香港域内で流通している野菜について成分検査を行った。3月16日付香港各紙によると、127種のうち67種から残留農薬と重金属成分が検出された。また、有機栽培とうたっている75種のうち、28種から残留農薬が検出された。米国の基準では有機栽培といえる残留農薬の上限は5%と制定されているが、28種のうち9種は米国の基準値を超えていた。香港の食卓でおなじみの菜心は21種のうち18種で残留農薬が確認されたが、香港の安全基準は満たしていた。ある菜心は8種の残留農薬が検出されたものの、水に1時間浸した後に再測定したところ、農薬含有量が0.11ミリグラムから0.05ミリグラムまで減少したという。香港では有機野菜に明確な監督基準が制定されていないことから、信用のおける商店で購入したり、野菜を調理する前に温水や水に一定時間浸してから使うようにするなどの注意が必要だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14095