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W杯予選、香港サッカー協会がまたも処分
2018年ワールドカップロシア大会(W杯)アジア2次予選で香港のサポーターが中国国歌にブーイングを浴びせることが国際的に問題視されているが、11月17日に旺角スタジアムで行われた「香港対中国戦」では、香港サッカー協会(HKFA)からの再三の呼びかけにもかかわらず香港のサポーターがマナーを守らず。HKFAは11月24日付プレスリリースで、国際サッカー連盟(FIFA)による規律調査を受けることになったことを発表した。9月に行われた予選でブーイングが起きた際は、FIFAは規律違反のペナルティーとしてHKFAに5000スイスフランの罰金を科している。HKFAの梁孔徳(ブライアン・リョン)主席は今回最も厳しい制裁を受けた場合、香港代表の2次予選成績から3ポイントが剥奪される恐れがあると述べているが、HKFAの前主席でありFIFAの規律委員会のヒアリングメンバーを務める弁護士の康宝駒(マーティン・ホン)氏は、前回のペナルティーの2倍の金額の罰金が科される可能性が高いだろうと話している。香港対中国戦では懸念された香港・中国本土のサポーターの衝突はなかったものの、香港のサポーターが中国国歌演奏時にブーイングとともに「HONG KONG IS NOT CHINA」というメッセージを掲げる姿が目立った。【関連記事】