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売春婦をめった刺し、投身自殺も死にきれず
油麻地で売春婦が客に20カ所以上も刺され死亡する事件がおきた。8月27日付香港各紙によると、事件がおきたのは26日午前1時ごろで、現場は売春街として知られる新填地街。土木作業員の陳×容疑者(20)が客として被害者の李建風さん(45)のもとを1時間ほど訪れていたが、時間延長の要求を頑なに断られたことに腹を立て、持っていた果物ナイフで李さんの全身を22カ所にもわたって刺し殺害したという。争う物音に気付いた管理人が部屋に入ろうとするやいなや、容疑者は下着1枚のままタクシーで現場から逃走。観塘の船着場から海に身を投げて自殺を図ったが、居合わせた通行人の通報で救出された。駆けつけた警官が事情を尋ねたところ、殺人を自供し逮捕となった。容疑者、被害者とも中国本土出身者で、陳容疑者は3年前に母親と来港した新移民。李さんは江蘇省出身のシングルマザーで、本土に7歳の子供を残し、売春目的で双程証(往復ビザ)でたびたび来港していた。【関連記事】