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住みやすい都市、香港は15ランク後退
英エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)による2015年「世界で最も住みやすい都市」のランキング調査で、香港は前年31位から15ランク後退して46位となったことが分かった。8月19日付香港各紙によると、調査は世界140都市を対象とし、社会の安定、医療、文化環境、教育、インフラの5大指標で評価。グローバル企業が駐在員の待遇を決める客観的な目安を提供する目的で行われているため、必ずしも現地の人にとっての住みやすさの評価ではない。EIUは香港の評価が大幅に低下した理由として、主に昨年の「セントラル占拠行動」が社会の安定性に深刻な影響を及ぼしたと説明。政治的対立が短期的に解決することは難しいため、社会の安定に対する懸念は一定の間続くとみる。上位3位は昨年と同じで1位はメルボルン、2位はウィーン、3位はバンクーバー。アジアでの1位は東京、2位は大阪、香港はアジア3位となる。【関連記事】