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普通選挙、過激派の爆弾テロ計画が発覚
香港警察は6月15日までに過激な民主派の男女10人(21~58歳)を爆発物製造共謀の容疑で逮捕した。16日付香港各紙によると、警察は14日、西貢で男性2人が爆発実験を行っているのを発見し逮捕。付近の旧ATVスタジオで個体・液体化学物質やエアガンなどを発見し、化学物質は高性能爆薬TATPの製造に必要なものであることが分かった。その後さらに8人を逮捕し、逮捕者の自宅からは化学物質、エアガン、3Dプリンター、爆弾製造の化学式が入ったパソコン、セントラル占拠参加者がつけていた仮面、社会民主連線のチラシに見せかけた印刷物などが押収されたほか、金鐘と湾仔に「爆薬庫」と記した地図もみつかった。逮捕者らは排他主義の「本土派」で「全国独立党」という組織のメンバー。同組織はネット上で台湾と連携した香港独立を主張し、普通選挙案が可決されれば「死傷者が出る。立法会はウクライナのように廃墟になる」などと述べていた。【関連記事】