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最新号の内容 -20150506 No:3691
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香港マカオ弁公室の魯平・元主任が死去

 香港返還のキーマンともいわれる国務院香港マカオ弁公室の魯平・元主任が5月3日、北京で死去した。5日付香港各紙によると、死因はがんで享年88歳。魯氏は1970年代末から香港の行く末を検討する中英協議に参加し、香港基本法の策定、香港特区の準備から成立まで一貫して携わった唯一の中国側代表である。97年の香港返還後に引退したものの、中央指導者は香港事務の重要な問題については事あるごとに意見を求めた。梁振英・行政長官が選挙で唐英年氏とし烈な争いを繰り広げた際も、中央は魯氏ら香港マカオ弁公室の元責任者に相談したという。梁長官は4日、「1国2制度の実現に多大な貢献をした」「香港の安定と繁栄を確保し、香港人の生活方式が97年以降も変わらないことを保障した」と香港人のと哀悼の意を示したほか、基本法起草委員会委員を務めた民主派の李柱銘氏も「魯氏は大部分の委員と異なる意見にも関心を示した」と評価している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=11669