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大亜湾原発、事故隠ぺい疑惑が報じられる
深セン市の大亜湾原発では過去２回、原子炉圧力容器のふたを取り替える工事を行っていたことが明らかになり、事故を隠ぺいしていたとの疑いが持ち上がっている。これは大衆週刊誌『東周刊』が報じたもので、圧力容器のふたを取り替えたことを大亜湾原発原子力安全諮問委員会に報告していないため、事故による破損を隠ぺいしたと指摘。香港特区政府保安局の梁棟国・局長は２２日、同原発で２００３年に１号機、０４年に２号機の圧力容器のふたを取り替えたことを認め、通常のメンテナンスに過ぎず事故ではないと強調した。だが、２３日付『りんご日報』によると、国家核安全局のホームページから０８年に大亜湾原発の臨界点テストを行った際に制御棒が一部コントロール不能になっていたことが分かった。ほかにも公にしていない作業や故障があり、原発運営の透明度に懸念が持たれている。
